ガーゴイルゲッコーを飼育されている方の楽しみのひとつでもあるレイアウト。
自然物・人工物それぞれ色々なレイアウト用品が販売されていますが、今回はそのなかでも「作れる君」をご紹介します。
「作れる君」導入のきっかけ
前回ご紹介したコルク樫のほか、様々なレイアウト用品を用いて一定の快適そうな環境はできていたようにも感じていたなか、ガーゴイルゲッコーが「高い位置」で地面と同じように「平らになって落ち着ける場所」を作ったときにどう使うか、をみたいと考えたからでした。
我が家のレイアウトとしては以下のように利用しており、設置した結果、やはり高い位置でのこういう場所も、ガーゴイルゲッコーにとっては落ち着くことのできる場所になりうる、と感じました。
我が家でも「なでなてま」よりも「けけか」の方が好んで利用している姿が見られたことから個体差もあるとは思いますが、それでもこういった場所を設けておくこともガーゴイルゲッコーにとっては望ましいレイアウトのひとつなのかと思います。
おすすめポイント
加工がしやすい
人工物の「作れる君」は、５９ｃｍ×２９ｃｍ×１.５ｃｍ の１枚のボード状で販売されており、好きな形に加工して利用する、という使い方ができます。
加工ができるレイアウト用品は色々ありますが、この「作れる君」は強化発泡スチロール製であるため、カッターで容易に加工することができることはオススメなポイントのひとつです。
加工した切り口（中身）も黒
発砲スチロールでもレイアウト用品として用いることができないわけでもないなか、「作れる君」が発砲スチロールに比べて良いと感じた点として、加工した切り口も真っ黒 だったことです。
あまり気にされない方もいるかもしれませんが、容易に快適な空間を「作れる」ことに加え、鑑賞性もあまり他を阻害することのない「黒」というのはレイアウトを構成するうえでとても使いやすかったです。
丈夫で腐らない
そして、もっともオススメなポイントかもしれませんが、強化発砲スチロール製ということもあり、腐ることがありません。
どうしても自然物だとガーゴイルゲッコーの飼育特性上、カビに悩まされることが多々ありますが、この「作れる君」ではその心配は不要です。
注意するポイント
高温には弱い
「作れる君」は高温には弱く、バスキングランプのあたる場所・パネルヒーターが直接触れる場所など、熱くなる場所では使用することができません。
とはいえ、強いバスキングランプを利用する必要のないガーゴイルゲッコーにおいては、この心配もさほど大きな問題にはなり得ないとも感じました。
我が家でも先ほどの写真のような使い方を半年以上使ってみましたが、特に何事もなく利用することができています。
丈夫ではあるけど壊れることもある
あくまで「強化発砲スチロール」であるため、当然ながら強い力を加えると壊れてしまうことがあります。ですが、ガーゴイルゲッコーが利用する場合においては、よほど細い形状や壊れやすそうな形状にしない限り破損することは考えにくいと思います。
我が家での使用状況をみてみても、ガーゴイルゲッコーが日常利用しているなかで破損したことはありませんでした。
「レイアウト用品－作れる君」のまとめ
様々なレイアウト用品があるなか、この「作れる君」も興味はあるけど実際どうなんだろう、と思っている方もいるのではないかと思います。
好みはあるかと思いますが、「加工がしやすい」「鑑賞性を損なわない」といったポイントは当初想定していたよりも使いやすい感じを受けましたので、レイアウト用品で悩まれている方はぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。
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