爬虫類・ヤモリ・ガーゴイルゲッコーを飼育している人が周りにいない、興味はあるけどガーゴイルゲッコーがどんなヤモリかもっと知りたい、という方に向けて、より情報をお伝えできるWEBサイトを目指している ”GeckoLife” 。
そんな情報のひとつとして、今回はそのガーゴイルゲッコーの魅力でもある「名前からは想像できないモチモチヤモリ」をご紹介します。
名前 ”ガーゴイルゲッコー” のイメージ
悪魔的・怪物的な怖いイメージ
ガーゴイルゲッコーはその名前から、悪魔的・怪物的なイメージを持たれたり、外見や性格もいかつい・怖いイメージを持たれることもあるのではないかと思います。
【ガーゴイルゲッコー】名前の由来 ”ガーゴイル(Gargoyle)” のとおり、決して悪い意味ではない ”ガーゴイル” の名を持つヤモリですが、ペットとしての馴染みが犬猫などに比べてまだまだ薄い爬虫類ということもあいまって、パッと聞いただけでは、怖いイメージを持たれてしまうことのほうが多いのではないでしょうか。
”ガーゴイルゲッコー” の「モチモチ感」
名前の由来以外の身体の特徴「モチモチ感」
ガーゴイルゲッコーという名前は「後頭部の突起物」がガーゴイルを彷彿させることから、こう呼ばれている、といわれていますが、その名前の由来以外にも色々な身体の特徴を持っています。
そのなかでも、ガーゴイルゲッコーを見たり触ったりしたことのある人が必ず感じるであろう特徴として「ハンドリングしたときのモチモチ感」があります。
ニホンヤモリなどに比べてふっくら・ふくよかな身体を持ち、かつハンドリングすることもできる、ということで、その「モチモチ感」に魅了された方は少なくないのではないでしょうか。
大人の手のひらにちょうど収まるサイズ感
「モチモチ感」を感じやすい要素のひとつとして、ガーゴイルゲッコーの身体の大きさも影響しているかもしれません。
成体でも体長20cm程度・体重50~60g前後と、ニホンヤモリと比べると圧倒的に大きいサイズであることから、その「モチモチ感」を強く感じられることと思います。
参考までに・・・爪もあります
「モチモチ感」を感じることができるのは手のひらで持ったときに大半を占めるお腹あたりが一番かと思いますが、手のひら・足なども動くと「ペタペタ」していて、「モチモチ」の延長で心地よさを感じるポイントでもあるかと思います。
そんなガーゴイルゲッコーも、人の肌を傷つけてしまうほどではありませんが「爪」があります。
もともと 趾下薄板(しかはくばん) が小さく、垂直面にのぼることが苦手なヤモリでもあるため、少しでものぼりやすくするためにもこの「爪」が活用されているようにも感じます。
「名前からは想像できないモチモチヤモリ」のまとめ
ガーゴイルゲッコーをはじめ、ハンドリングできるヤモリ・爬虫類は多々いるなか、その感触は様々ですが、クレステッドゲッコーやジャイアントゲッコーなどのラコダクヤモリは、ガーゴイルゲッコーと近しい「モチモチ感」を感じられる種でもあるかと思います。
そのなかでも特に「かわいさ」や「モチモチ」といったイメージが全く感じられない「ガーゴイルゲッコー」という名前を持つヤモリながら、この魅力を持つことが大きなギャップを感じる、ガーゴイルゲッコーならではの魅力のひとつなのではないでしょうか。
ここまで聞くと「触りたい」と感じていただける方もいるかもしれませんが、いくら心地よい・かわいいからといっても、ずっとハンドリングし続けるなど、個体に負担がかかりすぎることのないような注意が必要であること、また、爬虫類ショップや爬虫類即売会イベントなどでも、購入・検討の意思がないままに無理に触らせてもらうことなどないよう、ご注意いただければ幸いです。
コメント