ニューカレドニアに住むガーゴイルゲッコーにとって、日本の冬は寒く、自然下で生きることは不可能ともいえる環境です。
その日本において、爬虫類を飼育されている方全般、寒くなり始めた頃から何かしらの形で温度調整をされていることと思いますが、今回は我が家でも利用しているヒーター、「ビバリア マルチパネルヒーター」をご紹介します。
おすすめポイント
簡単&ちょうど良い
ヒーターの種類は他種出ていますが、この「ビバリア マルチパネルヒーター 14W」がおすすめなポイントとして、何よりも簡単でかつちょうど良い温度設定にしやすいことが挙げられます。
どのヒーターも簡単さはさほど差がないかもしれませんが、物によってはヒーターが暑すぎる・ぬるすぎる、といったこともあり、期待した効果が出ないことがあります。その点、この「ビバリア マルチパネルヒーター 14W」は温度設定の仕方も容易であり、適切な温度にしやすい、といった印象が強いです。
安全性が高い
ヒーターは常時使用することになるため、安全性は万全なものでなければいけません。
そういう点においても、この「ビバリア マルチパネルヒーター 14W」は日本製ということもあり、発火事故・トラブルの話も聞いたことがなく、我が家でも複数個所で利用していますが、特に問題なく利用しています。
もちろん、適切な環境下であることは必須ですので、安全性が高いからといって無茶な使い方は厳禁ですので、使用方法に則って適切に設置するようにしましょう。
設置がしやすい
爬虫類の保温方法として、床面にこのようなシート状の保温器具を設置することは常套手段のひとつですが、飼育している種によっては、床面だけでなく壁面への設置も有効です。
ガーゴイルゲッコーは樹上性ヤモリということもあり、壁面にヒーターを設置するとその付近に近づく様子も見受けられ、ゲージ内でちょうど良い環境であろう場所にいることが分かります。
設置のしやすさ、という点において、付属でマジックテープが付いているのも容易に設置できるポイントのひとつです。
注意するポイント
経済的だけど電気代はかかる
ヒーター全般、当然ながら電気を使用して保温しているのですが、この「ビバリア マルチパネルヒーター 14W」は経済的であることもうたい文句のひとつとして明示されています。
一定条件のもと、1日あたり7.7円ということなので、1か所で利用しているだけであれば月に「7.7円×31日≒240円」程度とさほど電気代の変化としては大きくないかもしれませんが、爬虫類を飼育されている方の様子をみると、1匹だけ・・・というよりは複数匹飼育されている方も少なくないように感じており、飼育されている個体数分のヒーターを設置したら当然ながらこの「月240円」も増えていきます。
ガーゴイルゲッコーをはじめ、爬虫類は犬・猫などに比べてエサ代などはかからないかもしれませんが、ゲージ内の限られたスペースにおける保温・保湿は、適切な環境を整えないとガーゴイルゲッコーの命に係わることにもなりかねませんので、この電気代はあらかじめ「かかるもの」として覚えておくようにしましょう。
「ビバリア マルチパネルヒーター 14W」のまとめ
このヒーターも、先日ご紹介しました「エキゾテラ グラステラリウム 3045」に適切なサイズであり、ガーゴイルゲッコーを飼育するうえではちょうど良いヒーターのひとつかと思います。
設置場所によって感じる効果が異なったりもしますので、ゲージの側面に設置するにしても、左右の側面が良いのか、背面が良いのか、もしくは、底面のほうが良いのか、ゲージの温度と湿度を気にしながら飼育されている方の自宅の環境にあわせて設置するようにしましょう。
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