ガーゴイルゲッコーの生息地『ニューカレドニア』

ガーゴイルゲッコーは ”天国にいちばん近い島” ともいわれる南国・ニューカレドニアに生息しています。

リゾート地としても有名なニューカレドニア。
名前は聞いたことがある方も少なくないと思いますが、今もガーゴイルゲッコーが自然に生息するニューカレドニアについて詳しくご紹介します。

ガーゴイルゲッコーの生息地『ニューカレドニア』

ニューカレドニアについて

ニューカレドニアの基本情報

   名 称    フランス領ニューカレドニア(Nouvelle-Caledonie)     
首 都 ヌメア(Noumea)
位 置 オーストラリアから約1,200km 東
面 積 約18,575km
人 口 約27万人
公用語 フランス語
時 差 UTC+11(サマータイムは実施無し)

ニューカレドニアの面積はおおよそ四国と同じくらい、人口は大阪府・高槻市や三重県・津市、青森県・青森市と同じくらいと、日本と比べると面積の割に人口の少ない国です。
人口が少ない=自然が多い、ということかもしれませんが、ニューカレドニアには非常に美しい自然が広がっており、世界遺産にも登録されている世界屈指の珊瑚の海があります

時差はUTC+11なので、日本と比較すると+2時間(日本で9:00のときに、ニューカレドニアでは11:00)です。
日本からは成田国際空港や関西国際空港から直行便が出ており、約8時間半程度の飛行時間で行けることから、日本からも観光しやすいリゾート地として人気なのではないでしょうか。
 

ニューカレドニアの気候

亜熱帯気候に属するニューカレドニアは、日本と同じく四季がありますが、年間での気温変化は日本よりも小さく、平均気温は24度程度と比較的過ごしやすい気候です。

南半球に位置するため、四季は日本と逆になり、最も暑い時期が3月頃、もっとも涼しい時期が8月頃ですが、それぞれの平均気温をみても3月度で約27度程度、8月度で約20度程度で、日本の夏・冬ほどの暑さ・寒さはありません。
 

ニューカレドニアの観光スポット

何よりの観光スポットとしては、世界遺産にも登録されている珊瑚をはじめ、天国にいちばん近い島、ともいわれる自然の景色や、それらに関わるアクティビティ(シュノーケリングなど)です

その他「ニューカレドニア ラグーン水族館」などの観光スポットはありますが、自然以外の観光スポットは数少なく、楽しみ方のメインは自然を満喫することに尽きるのではないでしょうか。
 

ガーゴイルゲッコーはどこに生息しているのか

ガーゴイルゲッコーの生息地域

樹上性のヤモリであるガーゴイルゲッコーは、ニューカレドニア本島の南部を中心に生息しており、都市部ではなく、森林部・低木地に生息しています

他の同属であるクレステッドゲッコーやジャイアントゲッコー、チャホウアなども同様の生息地域にいることから、気候・気温・湿度がちょうどよいニューカレドニアの森林部・低木地はガーゴイルゲッコーやその他のヤモリにとって、非常に心地の良い環境であるといえます。
 

ガーゴイルゲッコーの生息環境

ガーゴイルゲッコーにとっての適切な環境となると、特に湿度は場所を選ぶかと思いますが、森林部・低木地などは雨水を含んだ土がよい具合に湿度を保ち、ガーゴイルゲッコーにとって快適な環境を作り出しています。

また、地上で活動することもあるガーゴイルゲッコーは、樹上性のヤモリとはいえ常に樹の上で生活しているわけではなく、地上から1~数メートル程度の高さに生息するといわれています。

夜行性ながら日光浴をすることもあるため、自然界でも居心地の良い環境に移動しやすいよう、高すぎず低すぎない高さである1~数メートル程度の高さを好むのではないかと考えられます。
 

ニューカレドニアのヤモリ事情

同属のラコダクティルス属も生息

クレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)、ジャイアントゲッコー(ツギオミカドヤモリ)、チャホウア(マモノミカドヤモリ)、ルーズゲッコー(サラシノミカドヤモリ)など、ガーゴイルゲッコー(ツノミカドヤモリ)と同じ樹上性のラコダクティルス属のヤモリが生息しています。
 

【注意事項】絶対にヤモリを持ち帰ってはダメ!!

ニューカレドニアは野生動物の輸出を禁止しているため、もし自然に生息するヤモリを見つけられたとしても、日本に持ち帰ったりすることは絶対にしてはいけません

現在流通しているガーゴイルゲッコーほか、ニューカレドニア固有種のヤモリは、自然下に生息していた個体ではなく、ニューカレドニアではない別の国で繁殖された個体です。

ですので、ガーゴイルゲッコーの入手手段として自然下の個体を持ち帰る、という選択肢はありませんし、いくらヤモリが好きだからといってもそのまま持ち帰ってしまう、ということは絶対にしないようにしましょう。
 

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