エサの種類と頻度

爬虫類のエサと聞くと昆虫をイメージする方が多いと思いますが、最近では人工エサの種類も増えてきており、与えるエサのバリエーションも豊富になってきました。

動物食傾向の強い雑食ということで、昆虫・果実・花など、自然下では様々なものをエサとしていることからも分かる通り、与えることのできるエサの種類も多々あります。

人と同じくガーゴイルゲッコーにも好みはありますので、食い付き具合を見ながら色んなエサを試してみても良いのではないかと思います。

エサの種類と頻度

エサの種類

①人工エサ

今や色んなバリエーションの人工エサが販売されていますが、よくあるものとしては、粉末状のものに水を加えたペースト状のエサが多いです。他のエサの種類に比べ、管理もしやすく、コストパフォーマンスも高いため、我が家でもほぼ人工エサで飼育しています。

また、味も色んなものが販売されていますので、個体によって好みが違ったとしても他の味を試しやすく、栄養のバランスも整えられたものが多いため、人工エサだけでの飼育でも問題なく成長させることができます

②昆虫

爬虫類のエサとしてパッと思いつく方も多いであろう昆虫は、ガーゴイルゲッコーにとっても主要なエサの種類のひとつです。

よく用いられる昆虫としては、ヨーロッパイエコオロギ(イエコ)・シルクワーム・デュビアなどを与えることができますが、ガーゴイルゲッコーを飼育されている方で昆虫をエサとして与える場合はイエコを与えている方も多いのではないでしょうか。

通販でも購入することができますし、爬虫類ショップでも販売されていますので、手に入りづらい、ということもありません。

注意する点としては、ガーゴイルゲッコーにとって摂取させたい栄養素であるカルシウムをまぶして与えるほか、消化しづらい脚部を取ってしまったほうが望ましいなど、与えるまでにやや手間がかかります

③果実

自然下でも食べられている果実ですが、よく与えられるものとしては、バナナやイチジクです。
我が家のガーゴイルゲッコーにも以前与えたことはありますが、多少食べはしたものの、食い付きはそこまで良くはなかった、という様子でした。

人が食べるのにちょうど良いくらいよりも、さらに熟したくらいでもよく、スーパーなどで買えるものもあるので、いざというときに与えるエサのひとつとして覚えておいても良いかもしれません。
  

エサの頻度

幼体時(生後0か月~6か月)

身体も小さい幼体時は他の生き物と同様、エサの頻度を多くする必要があります。
基本的には毎日与えるようにし、与える量は食べられるだけ与えます

特に好き嫌いの多い時期だともいわれているため、エサを口にしない場合は他のエサに変える、味を変えるなどしてできるだけ毎日エサを与えるようにしましょう。

亜成体・成体時(生後7か月~)

♂♀の判別ができる亜成体(繁殖能力・大きさ以外は成体と同じ)時以降は、週に2~3回程度を食べられる量だけ与えます

おおよその与える量としては、人工エサであれば2~3グラム程度、昆虫(イエコ)であれば3~4匹程度です。
 

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